知を共有し、異なる分野を横断するために

パンデミック、社会ニーズの変化、近年のマーケティングテクノロジーの発展など、わたしたちを取り巻く状況は刻一刻と変化しています。コンテンツマーケティングも例外ではなく、その役割や対象となる領域は、ますます広がってきています。コンテンツマーケテイングを学び実践する立場にたつとき、その無限の可能性に胸をときめかせながらも、時に茫洋な海を漂っているような果てしなさを感じることもあることでしょう。

今回が創刊となる「CMA Magazine」は、毎回ひとつのテーマを定めて、実践的なコンテンツマーケティングの補強となるノウハウや知見の共有を目指して作られました。

本誌は毎回ひとつのテーマを定めて、実践的なコンテンツマーケティングの補強となるノウハウを含めた、知の共有を目指します。さらにはコンテンツマーケティングとは異なる他分野との横断も試みることで、コンテンツマーケティングの進化の「手がかり」になることも同時に目指しています。情報の集積所として、さらにはコンテンツマーケティングそのものの進化を促進する場としても、本誌は機能します。

記念すべき創刊号のテーマは少子高齢化に伴い、近年重要度が増し続けている「シニアマーケティング」。シニアマーケティング研究室の中田典男氏・石山温子氏に執筆いただきました。シニア層の分析と定義から、コンテンツマーケテイングの実践手法であるペルソナ設計、カスタマージャーニーマップの作成を、シニアを題材に学ぶことができます。